セルフマツエクの危険性について
外出がままならない今日この頃、サロンにいけないし「セルフマツエクは値段もお手頃で人気のアイテム!」となりつつありますよね。
そんなセルフマツエクって「実際どうなの?」
と気になる女性は多いと思います。
▽セルフマツエクは危ないものなの!?
では、セルフマツエクは非常に危険度が高い行為なのでしょうか?
答えは、
きちんとした知識がなければ非常に危険だが、しっかりと知識や技術を身につければ、誰でも簡単に安全にマツエクを付けられます。
ということです。
では、なにがどう危険で、どのような事柄から危険性を伴ってしまうのか?必要な知識は何?とういことになると思うのですが、今からまとめていきます。
安全にセルフマツエクを楽しむためには、セルフマツエクの危険性を理解した上で安心して行なっていく必要があります。
セルフマツエクの危険性を理解することで、その危険を回避することも可能です。
そんなセルフマツエクの危険性を、一つ一つ見ていきましょう。
実際のところ、「セルフマツエクは危険?安全?」ということをまとめてご紹介します。
▼もくじ
セルフマツエクの危険性、トラブルについて
セルフマツエクの危険ってどのくらいあるの?
セルフマツエクって目が充血したりする?
セルフマツエク をする前に、誰しもが「セルフマツエクは危ないのかな?」「目元のトラブルってあるのかな?」などと最初に考えるかもしれません。
ネットで調べても、そのような記事が出てきます。
コスパも良く手軽で人気のセルフマツエクですが、リスクや危険度はどの程度なのでしょうか?
今日は、セルフマツエクの危険性のついてのコラムを書いていきます。
セルフマツエクで目にリスクはあるの?
残念ながらセルフマツエクによって、目元に炎症、痒み、痛み、充血などを起こしてしまったという人はゼロではありません。
ただこれはセルフマツエクが原因というより、「まつげエクステをつけるグルー(接着剤)」の選び方や「付け方」を変えれば、回避できることがほとんどです。
次から、セルフマツエクグルーによって起こる危険性をまとめていきます。
セルフマツエクグルーによる危険性
セルフマツエクは「目を開けたままエクステを付けていくもの」なので、セルフ専用のグルーでないと目がしみたり、涙が出たり、目元が刺激に耐えられない場合があります。
セルフ用のグルーも、成分的にはプロ向けのグルーとほぼ一緒のため、刺激性はゼロではありません。
ただし、「セルフ専用のグルー」と言われているものは、比較的目を開けたままでも沁みづらい、超低刺激のもので開発されています。
そのため、セルフでつける場合は、プロ向けの商材ではなく、セルフ専用の商材グルーを使うようにしてください。
それだけで、十分目元に関するリスクは減ります。
まれに、あまり知識がなく、セルフ用ではなくプロサロン向けのマツエクグルーで付けられてしまう方がいます。
そういった方はセルフマツエクをつけている最中にしみて、その後セルフマツエクで付けるのが怖くなってしまう方もいるようです。
ただそれは当たり前のことで、プロのマツエク専門サロンでまつげエクステを付ける場合は、ベッドに横たわり目は閉じたままアイリストに付けてもらいますよね。
マツエクの接着剤は、目が開いてる状態の場合に沁みることがほとんどなので、目を閉じてる状態ではしみづらくなります。
マツエクのグルーが沁みると涙が出てエクステが取れやすくなってしまうだけでなく、付けているマツエクが取れて目に入ってしまったりするトラブルもあるので、グルーは「セルフ専用」の沁みないものを選ぶことが必須です。
危険性が低いセルフマツエクグルーの選び方
それでは、トラブルが少ないセルフマツエクのグルーはどのように選べばいいのでしょうか?
下記にまとめてみます。
マツエクのグルーは基本的に、
「持続力が高い=刺激も高い」
という図式となります。
そのため、セルフで付ける場合は、最長でも3週間程度持つグルーが良いかと思います。
持続力は高ければ高いほどいいと考えがちですが、1ヶ月以上持つグルーだと、サロンのグルーと成分が近くなるので、セルフだと沁みる可能性が高くなります。
一度つけて沁みた場合は、無理に使い続けようとせず、そのグルーは使わないことをオススメいたします。
セルフまつげエクステのグルーを選びを間違って、とても刺激の強いグルーを選んでしまうと、目が充血する可能性があります。
その場合、せっかく綺麗になりたくてまつげを付けようとしたのに、目が充血して、一定期間メイクができなくなるということがあるので、気をつけましょう。
セルフマツエクグルーのテクスチャーについて
セルフマツエク をつけるグルーは、粘り気があるタイプものと、サラサラしたタイプのものがあります。
粘り気があるものは、束の根元にグルーを付けやすいため、束マツエク専用で、セルフまつげエクステ初心者向き。
サラサラしたタイプのグルーは、1本タイプのシングルにオススメのため、セルフ上級者向きです。
この、「グルーのテクスチャーと付けたいエクステのセレクト」が合わないと、付けるのが難しくすぐ取れてしまうので、必ず合うタイプのものを使いましょう。
付けている最中にすぐ取れると、エクステが目に入る可能性があり、トラブルの元です。
グルーのテクスチャーはこちらのユーチューブ動画を見ると、イメージがつきやすいと思います。
サラサラネバネバ2種類のグルーについて【シングルエクステをグルーに浸すとどのくらいつくか検証】
セルフマツエクグルーで多いトラブルについて
セルフマツエクのトラブルで一番考えられるのは、セルフマツエク用のグルーが目に入ってしまうというトラブルです。
グルーが眼球や目に入ってしまうと、目にしみるし、目がとても痛く危ないです。
グルーは、エクステと自まつ毛を固める「接着剤」の役割を果たしますので、決して目に入ってはいけないものです。
グルーが目に入るシチュエーションとは?
ではどんな時にセルフマツエクのグルーが目に入る可能性があるのでしょうか?
下記に解説していくので、しっかり読んで、それらを回避していきましょう。
まずは、グルーが目に入るシチュエーションとしては、セルフマツエクは目を開けたままエクステを付けていくので、「ツイザーを持つ手元がブレて、グルーがついたエクステが目に入ってしまった」という場合かと思います。
一般的に、利き手側よりも、利き手とは逆側の目をつけるのが難しく、手元をブレる方が多いようです。
その失敗をないようにするためには、装着時にツイザーを持つ手を必ず固定してください。
こちらの動画ユーチューブをご覧ください。
利き手じゃない方を付けるときのコツ【ツイザーを持つ手を固定する場所を伝授!!】
このように、おでこなどで手を固定すれば、エクステをつける時に手がブレることはなくなり、グルーが目に入る危険性は低くなります。
その次に、グルーが目に入る場合として考えられるのが、「グルーの量が多すぎる」というパターンです。
グルーの適切な量は、意外と知られておらず、皆さん少なすぎたり多すぎたりしている場合があります。
セルフマツエクのグルーは、使用するグルーのテクスチャーと、使用するエクステの種類により使う量が異なります。
適正量を付けていれば、グルーが目に入るリスクは減るだけではなく、エクステの持ちも良くなります。
ぜひこちらのユーチューブの動画を見て、適正量を心がけましょう。
1分動画【接着剤の適量ってどのくらい?セルフレイの人気のグルー3種の適正量比較】
また、上記以外にも長時間の作業は、集中力の低下などで起きやすく、セルフマツエクのトラブルになります。
慣れないうちは装着中にしっかり休息をとり、マツエクをつけましょう。
グルーは、皮膚にもつけないようにすること
セルフマツエク用グルーを使用するときに気をつけるのは、グルーが目に入らないようにするだけではありません。
グルーがまぶたに付着すると、まぶたに炎症を起こす場合があります。
また、グルーによっては直接付いてなくても「皮膚の近く付けすぎてしまった」だけで、炎症を起こしやすいものもあります。
そのため、セルフマツエク装着時には、まぶたなどにグルーがつかないように、また皮膚にグルーを近づけすぎないように気をつける必要があります。
理想的な付け方は、皮膚から1,2mm程度離してエクステをつけるのが良いです。
理想的な皮膚からの距離の写真
花粉症や目元が敏感な時期などは、3mm程度は離す方が良いと思います。
グルーでアレルギー反応が起こる場合はあるの?
人によっては、マツエクのグルーが体質に合わず「アレルギー反応」を起こしてしまうことがあります。
これは、セルフでも、サロンのマツエクでも、どのグルーでも同じことが言えます。
マツエクのグルーによるアレルギーの原因は、「シアノアクリレート 」という強力な接着成分であることがほとんどです。
シアノアクリレートは、エクステと自まつ毛を接着するために必要な成分のため、ある程度持ちがいいグルーだと、全てに入っている成分です。
そのため、どのグルーでもアレルギーの可能性はゼロではなくなります。
ただし、同じシアノアクリレートでも、アレルギーが起きる場合と起きない場合もあるので、もしグルーのアレルギーが不安な場合は、パッチテストをするという案もあります。
セルフマツエクの場合は、簡単にご自分でパッチテストができるのでぜひ目元が敏感な方は行ってください。
やり方は簡単♪
使用したいグルーで、エクステを1、2束程度まつげにつけて、24時間反応を見ます。
24時間の間に特にまぶたが腫れるなどのアレルギーが出なければ、ほとんどの場合大丈夫です。
まれに、数日後にグルーがしみると感じる方もいるようなので、その場合は、すぐマツエクを外してください。
装着中にグルーがしみても、ほとんどは乾けば治ります。
しかし、もしずっとしみていたり、極度に痒い・痛い、違和感があると感じた時は、すぐリムーバーで外しましょう。
マツエクを外しても違和感や痛みがあった時は、すぐに眼科などの医療専門機関を受診するようにしましょう。
グルーのアレルギー反応は一度起こしてしまうとなかなか改善が難しく、その後マツエクを付けられなくなってしまう場合もあります。
グルーのアレルギーはプロのマツエクサロンでも十分に起こり得るトラブルなので、ご心配される場合は、マツエクサロンでもパッチテストをしてもらいましょう。
アレルギーが出ないグルーってあるの?
どんなものに対しても、「アレルギーが絶対に出ない」と言い切れるものはないのですが、グルーアレルギーの原因であることが多い「シアノアクリレートが入っていないグルー」はあります。
それは、セーフティーボンドと言って、化粧品登録しているグルーです。
マツエクの持ちは5日程度ですが、グルーアレルギーが発症してしまった方でも皆さんご使用頂けます。
「どのグルーでもアレルギーが出る!」という方は是非試してみてくださいね。
さて、ここまでは、セルフマツエクグルーの危険性について解説していきましたが、そのほかのアイテムの危険性もまとめます。
セルフマツエク用のツイザーの危険性について
セルフで使うツイザーって危険なの?
セルフでマツエクをつける場合も、サロン同様、ツイザーと言ってピンセットを使用していきます。
このツイザーは、先が尖っているものがほとんどなので、注意散漫状態でセルフマツエクを装着した場合などは、トラブルの元です。
特に手元が不器用な人や、老眼の方などは気を付けないとツイザーが目に入り、「失明」などのトラブルになります。
ツイザーを安全に使うときのコツ
セルフマツエク装着時に、ツイザーで起こるトラブルを回避するためには下記のやり方があります。
セルフマツエク専用のツイザーは、先が尖っているものもありますが、「先が丸い」ものもあります。
先端が丸くなっているとはいえ、先端の噛み合わせがしっかりしていれば、束エクステはとても掴みやすいです。
セルフマツエクに少し不安を感じている方は、この 先丸ツイザー を使用すると良いでしょう。
また、もう一つのトラブル回避策としては、「つける時にツイザーの先端を眼球側に向けない」ということも大切です。
装着時に意識して、ツイザーの先を眼球ではなく外側に向けることで、ツイザーの先が目に入りやすくなるリスクはほぼなくなります。
ぜひ、安全にセルフマツエク を楽しむためにもこの2つは意識しましょう。
さて、セルフマツエク は自分でつけることもできるし、自分でリムーバーを使用して「マツエクオフ」もできます。
そのオフについての危険性は、どうなのでしょうか?
セルフマツエクのオフの危険性について
セルフマツエクオフについて
セルフマツエクの危険性は、装着以外にも「オフ」をするときにもあります。
一番危険性が高いのは、「リムーバーが目に入る」ということです。
しかし、リムーバーのセレクトとオフのやり方をしっかり知って頂ければ、目に入るリスクは限りなく減ります。
セルフマツエク用のオフ剤は様々なアイテムが登場しており、それぞれ使用感や使用方法もかなり違います。
下記をお読みください。
失敗しない!セルフマツエク のリムーバーの選び方
セルフでマツエクをオフするためのリムーバーは、基本的にクリームタイプと、ジェルタイプの2種類が主流です。
クリームタイプのリムーバーは、塗布後、目の中に液ダレしにくく初心者向き。
たくさんリムーバーを塗っても、目に入ってくるリスクが少ないため、全体オフ向きです。
逆に、リムーバーのテクスチャーがサラサラのジェルタイプは、液ダレのリスクはあるので上級者向きですが、グルーへの浸透が早いので、かなり時短でオフが可能です。
さらに、ポイントに目掛けてオフ剤が塗布できるので、一部分のオフ向きです。
ジェルオフのユーチューブ動画はこちら
【セルフでポイントオフ】化粧品登録済!液ダレしないですぐ取れる!!セーフティージェルリムーバーを使って自分でマツエクオフしてみた
セルフマツエクオフのトラブル解決策
目にセルフマツエク用のオフ剤が入ってしまうと、非常に強い痛みを感じます。
しかし、沁みないリムーバーもありません!
そのため、目に入らないように絶対に注意して頂きたいのですが…
目の粘膜付近に付いても沁みる場合があります。
目の粘膜の水分で目にリムーバーが垂れる可能性があるためです。
下記をお読みいただき、オフ時のトラブルを回避してください。
セルフマツエク リムーバーの使用方法
セルフマツエクをオフする時に、リムーバーが目に入らないようするためには、リムーバーの量と、塗り方が大事になります。
下の写真を参考にぜひお読みください。
リムーバーの量と塗り方
リムーバーの適正量は、上側の写真のように「グルーの部分にしっかりリムーバーを付けて馴染ませた程度」です。これだと、体温などで多少下がってきても粘膜につかないです。
下側のように、ボデっとリムーバーを塗りすぎると、体温などで少し溶けて目に入る可能性があります。リムーバーを乗せた綿棒をクルクル回すと、グルーがついてる部分にだけリムーバーを塗布することができます。
オフのやり方はこの動画がオススメです。
目を開けたまま誰でも簡単マツエクオフ♪【自粛期間のマツエクは自分でオフしよう】
リムーバーが目に入った場合の対処法
オフの最中に、もしリムーバーが目に入った場合は、沁みて涙が出ます。
そうすると、リムーバーが目から溢れて、一瞬沁みなくなります。
そのタイミングで綿棒などでリムーバーをまぶたの方に押し上げ、それ以上入らないようにしてください。
とにかく綿棒の動きは、下(目の方)ではなく、上(まぶたの方)です。
この時に焦って、リムーバーを拭き取った綿棒は使わないでくださいね!!
新しい綿棒を使用してください。
綿棒はオフ前に、5本ぐらい予備で手元に用意しておくと良いです。
また涙が出ると、グルーが「白化」する可能性があります。
一度白化した場合は取れないので、エクステのオフが必要になります。
なので、とにかく目に入らないようにすることが大事なのです。
ただ、色々書きましたが、この写真は、エクステをつけてすぐなので根元付近にリムーバーが必要ですが、基本的には、もう少し根元から浮いた状態のマツエクをオフすることが多いと思います!!
その際はここまで粘膜に近くはないので、目に入りづらいとは思います。
また、グルー残りにも気をつけてくださいね。
グルー残りとはこちらの写真のように、グルーが少し残っているのに、最後まで全オフしきれてない状態を言います。
このままだと自まつ毛が抜けたり、グルーがカピカピになってしまって次のエクステがちゃんと接着しません!
なので最後までグルーは綺麗にオフしましょう。
オフの時に、最後まで気をつかないことは大事です。
セルフマツエク、自まつ毛の負担は?
セルフマツエクは、1本タイプのシングルマツエクもつけられますが、束タイプをつけるとグルーの量が多くなるため、自まつ毛の負担を心配される方も多いようです。
これに関しては、自まつ毛が極端に弱っていたり細めだったり、休みなく束マツエクをつけていくようであれば、自まつ毛の負担は考えられます。
もし自まつ毛の負担を心配がされる場合は、根元が細めの束または、シングルタイプをオススメします。
この場合は、サロン同様、自まつ毛1本につき1本エクステを付けていきます。
付け方はこちらのユーチューブの動画を見れば、簡単装着できます。
【自まつ毛一本にセルフマツエク】極細3Dラッシュを自まつ毛1本につけていくショートムービー編⏰/セルフマツエク
また自まつ毛が弱い方は、グルーは、化粧品登録済みなどのグルーを検討されても良いかもしれません。
ただし、セルフマツエクの持続が高いグルーでも、サロンで使用しているグルーよりも接着は弱めなので、定期的にマツエクの付け替えや、きちんとリペアをしていれば、自まつ毛の負担は軽減されます。
そして、まつげ美容液は絶対に塗ってくださいね♪
セルフマツエクの付け替えの目安は、だいたい2週間~3週間の方が多いようです。
正しい知識を持ってセルフマツエクを装着する
セルフマツエクを楽しむためには危険性も含め、正しい知識を保有する必要性があります。
プロが行うマツエクを個人で自分で行うので、きちんと気をつけてつけないと危険性があるものだ、と認識して、セルフまつげエクステの知識をつけ、練習してから装着してください。
正しい知識や、練習する時間を持つことは、セルフマツエクを楽しむ上で最も大切なものです。
急いだり焦ったりせず丁寧に作業する
また、セルフマツエクを装着するときは、絶対に急いだり雑につけたりしないようにしましょう。
どんな時でも丁寧を心がけてセルフまつエクを装着すること、時間に余裕のあるときの行いましょう。
特に初心者の人はまずは練習の用のグルーを使い、間違ってもすぐ直せるようなグルーを使用してください。
まずは、ツイザーを持つ手元のコントロールに重点を置き、ゆっくりと練習するといいでしょう。
まとめ
さて、今回は、セルフマツエクの危険性をひとつひとつご紹介しましたがいかがでしたか?
セルフマツエクの危険性はもちろんあることはお分かり頂けたと思いますが、全て事前に把握し知識をつけることで回避する事が可能!
セルフマツエクの危険性を理解した上で、正しい知識を持ってセルフマツエクを存分に楽しみましょう。