セルフマツエクは違法?免許は??
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セルフマツエクは違法?免許は必要?注意点も一緒に解説!
近年、マツエクの人気はどんどん高まり、サロンではなくセルフでマツエクをするひとが増えてきました。
しかし、マツエクは専用の接着剤を使用し、エクステをまつ毛にのせていく特殊で繊細な施術。
セルフマツエクは違法ではないのか?
マツエクって美容師免許が必要じゃないの?
と疑問に思う方もいるのではないでしょうか?
まず結論からいいますと、
セルフマツエク自体は違法ではありません。
ただし、美容師の国家資格がない方が、人にまつげエクステを施術をした場合は違法になります。
その理由について今回は詳しく解説していきます。
併せて、セルフマツエクをする際に特に注意が必要な3点についても紹介しておりますのでぜひ最後までご覧ください。
セルフマツエクは違法ではない
冒頭で説明したとおり、自分で付けるセルフマツエクは違法ではありません。
自分の目に自身で、まつげエクステの施術をする場合は何も問題ありません。
自分で自分の髪の毛を切る、と同じ意味合いになります。
ただ、人に対してまつげエクステの施術をする場合は状況が異なります。
美容師法により、美容師免許が必須&美容所を開設しなければなりません。
●セルフマツエク(自分自身に施術をする場合)
・美容師免許がなくても法律上問題なし
●お客様にまつげエクステ を施術をする場合
・美容師免許が必須
・美容所を開設(保健所へ届出を提出)
※美容師法の規定による
マツエク業界の中には「マツエクエデュケーター」のような、美容師免許が無くても取れる民間の資格があります。
資格を取得することで、
・マツエクのより高い技術が習得できる
・マツエクの専門的な知識が得られる
以上のようなことが可能となります。
ただ、中には美容師免許がなければ受験できない民間の資格もありますので注意してくださいね。
また、資格を取得したからといって人に施術できるわけではありません。
人に施術する場合は必ず国家資格の、美容師免許が必要となります。
美容師免許を最短で取得するにはどれくらいの期間が必要?
人にマツエクをしたい、まつげエクステの自分のお店を持ちたい!と思った場合は、まず美容師免許を取得することから始めましょう。
「厚生労働大臣指定校」の専門学校に昼間課程で入学すれば最短2年で学校を卒業することができ、その後国家資格に合格すれば、まつげエクステの施術が人に可能です。
また、通信の場合は最短で3年で卒業でき、費用も安くすみ、働きながら通うことができます。
ただ、美容師免許を取ったからといって、マツエクの技術が身につくわけではありません。
美容師免許を取得するうえで、アイリストに必要な学びはわずか。
ですから、人にマツエクをしたい場合は、美容師免許と並行してマツエク専門の講座を受けるなどし、技術と知識を身につける必要があります。
また、まつげエクステの技術がしっかり学べる、スクール制度を設けているサロンなどで就職をするのも良いでしょう。
セルフマツエクとサロンマツエクの違いとは?
では、ここからセルフマツエクとサロンマツエクの違いについて解説していきます。
それぞれのメリットとデメリットは以下のとおりです。
セルフマツエクのメリット・デメリット
(セルフマツエクのメリット)
・サロンマツエクと比べるとコスパが良い
・自分の好きなように(量やデザインなど)施術ができる
・予約不要。自分の好きな時間に施術ができる
(セルフマツエクのデメリット)
・上達するためには技術と経験が必要
・施術方法を間違ったら目のトラブルを引き起こす可能性も
・セルフまつ毛エクステの商材をしっかり勉強し選ばなくてはならない
サロンマツエクのメリット・デメリット
(サロンマツエクのメリット)
・安心してプロに任せられる
・なりたい目元になれる
(サロンマツエクのデメリット)
・セルフマツエクに比べると費用が掛かる
・自分の好きな時間に施術してもらえるかわからない(店の空き状況による)
・自分に合う担当を見つけられるまで時間が掛かる
セルフマツエクの危険性とは?特に注意が必要な3つのポイント
セルフマツエクは商材を揃えれば誰でもできます。
ただし、簡単にできるわけではありません。
正しく施術しなければ目のトラブルを引き起こす危険性が十分にあります。
ここからはセルフマツエクをする際に、特に注意が必要な3つのポイントについて解説していきます。
特にセルフマツエク初心者さんは参考にしてくださいね。
注意点①セルフマツエクグルー(接着剤)の選び方
マツエクのグルーは、沁みて痛みを伴う場合があります。
グルーが硬化する際に、揮発成分が放出されるからです。
沁みると涙が出てエクステが外れてしまい、エクステが取れるだけでなくグルー部分が白化する可能性も。
ただ、セルフ専用のグルーには超低刺激の商品が販売されています。
刺激が少なく、目に染みにくいので、目を開けたまま付けるセルフの技法にはぴったりです。
ですから、セルフマツエクをする際はプロ向けのグルーではなく、絶対にセルフ専用のグルーを使うようにしましょう。
超低刺激のグルーの中にも、サラサラとしたテクスチャーのものや、粘度が強いテクスチャーのものが販売されています。
自分が使いやすい商品を選ぶことが大切です。
注意点②セルフマツエクツイザー(ピンセット)の選び方
エクステを付けていく際はピンセットを使用します。
通常のピンセットは先が尖っていますが、エクステ用のピンセットは「先丸ツイザー」といって先が丸くなってるものもあります。
セルフマツエク初心者の方は、先が丸いものを選びましょう。
注意点③セルフマツエクリムーバー(オフ剤)の選び方
マツエクをオフする際の注意点は、リムーバー(オフ剤)が目の中に入らないようにすることです。
リムーバーは、目の中に入ると非常に強い痛みを伴う可能性があります。
また、リムーバーの多くは「アセトン」という成分が含まれている場合があり、目に入るととても危険です。
しかし、中には「ノンアセトン」といってアセトンを含まない商品も販売されています。
マツエクのリムーバーは、ジェルタイプのものやクリームタイプの商品もありますので液ダレしにくいリムーバーを選ぶようにしましょう。
セルフマツエクは知識を持って正しい方法で施術を
マツエクは自分以外のひとに施術をしない限り違法ではありません。
セルフマツエクをする方が増えてきている今、初心者でも使いやすいセルフマツエク専用の様々な商材がたくさん販売されています。
セルフマツエクは好きな時間で自由になりたい目元を作れるので、忙しい方にもいいですよね。
ただ、何度も言うようにマツエクは繊細な施術が必要。
セルフだからといってやり方を間違ってしまったら簡単にトラブルを引き起こしてしまいます。
大切な目元ですから傷つけないためにも必ず知識を持って正しい方法で行いましょう。
セルフマツエクは慣れるまでは少し時間が掛かりますが、サロンマツエクに比べて圧倒的にコスパが良いところもおすすめポイント。
エクステも色々な商材が販売されていますので、興味のある方はぜひチェックしてみてくださいね。