【束感攻略】束感まつげの作り方を徹底解説!
最近、メイク界隈で至る所で耳にする「束感まつげ」。
束感まつげはナチュラルさを保ちながらも目力が増すため、普段のメイクでも違和感なく取り入れられます。
元々は、中華系インフルエンサーによる「ワンホンマツエク」というネーミングから人気を博した束感まつげ。
現在では、人気の韓国アイドル風メイクでも、束感まつげはかなり使われていますよね。
▼もくじ
まつげ専門店が「束感まつ毛」を徹底解説
★いま大人気の束感のあるまつげとは?
束感まつげとは、まつげが何本かくっついていて、「束のようになっているまつげ」を指します。
束感まつげは、通常のふんわりバサバサな、扇状に広がるまつげとは異なり、まつげに毛束感が出ることが重要です。
ふんわりと広がるまつげも素敵ですが、束感のあるまつげはまるでお人形のようなぱっちりしたイメージが出ます。
★まつげに束感を出すメリットとは?
「束感まつげ」は、毛先が束になってまとまることで、瞳の奥行きや立体感を引き出してくれるような効果があります。
さらに、まつげの毛先が太く見えると、目元に「目ヂカラ強調」などの効果が生まれます。
束感まつ毛のデザインはいくつかあり、均等に並べる束感や、あえて不揃いにまとめる束感など様々。
通常のメイクでは表現できない「立体感」「3D感」「ボリューム感」を作り出すことができるのが、束感まつげの特徴です。
ではここからは、束感まつげの具体的な方法、道具、やり方について詳しく見ていきましょう。
まつげの束感を簡単に出す4つの方法
束感まつげのやり方は、いくつか方法があるのですが、今回は簡単に出来る4つのやり方をご紹介します。
基本アイテム1:ピンセットで束を作る
まず束感まつげを作るために欠かせない、簡単アイテムが「ピンセット」です。
写真のように、先が丸いタイプのものが安全です。
やり方はとても簡単で♪
ピンセットを利用した、濃い束感 or ツヤ出しの束感の2パターンご紹介します。
~ピンセットを使用して「濃い束感」を作りたい場合~
1. まず、ビューラーでまつげをしっかりとカールさせましょう。
2. 次に、マスカラをまつげの根元から毛先までしっかり塗り、その後まつげ専用ブラシでコーミングをしてマスカラのダマを取ります。
3.ピンセットの先にマスカラをチョンチョンと付けて、まつげを少しずつ摘むようにして束感を作っていきます。
4. 束感が欲しい部分(目尻や中央)を意識しながら行うと、より好みの部分が強調されます。
~ポイント~
★ピンセットの力加減がポイント!
★束が崩れてしまうので、力を入れすぎないように注意して優しくつまんでください。
~ピンセットを使用して「ツヤがある束感」を作りたい場合~
1、束感にツヤを出したい場合は、上記の工程が終わった後に、爪楊枝などに塗布したクリアコーティングを束に塗ります。
2、束の部分にツヤを出すことにより、より一層束に重厚感が出て、まつげの黒さ、濃さが強調されます。
3、コーティングをすると、束感のモチがキープされやすくなるメリットもあり、嬉しいことだらけ♪
〜ポイント〜
★束感を出しやすくするために、さらさらタイプではなく、粘度があるコーティングがおすすめ。
★必ず「束になった部分だけ」付けるようにしましょう。
★まつ毛全体に塗ってしまうとベタついてしまうため、束のみのポイント使いを心掛けましょう。
★コーティングはブラックタイプもあります。
基本アイテム2:竹串で束を作る
竹串も、束感まつげを作るのに使える便利な道具!
先が丸いピンセットではなかなか作業しにくい繊細な束も、竹串を使うと簡単です。
~竹串を使用して束感まつげを作るやり方~
竹串を使って束まつ毛を付ける場合は、上記に書いたように、ビューラー→マスカラ→コーミングをした後に、ピンセットではなく、竹串にマスカラを塗布します。
マスカラが付いた竹串を、まつ毛に塗って、まつ毛同士を重ねたり、まつげの根元を寄せたりて束感を作ります。
~ポイント~
★竹串は先が丸いピンセットよりもとても細かく作業できるので束が作りやすいですが、先端が尖っているので注意して行ってください。
よりナチュラルな束感を出したい場合は、先が丸いピンセットより、細かい作業がしやすい竹串の方がおすすめ。
基本アイテム3:マスカラのみで束を作る
マスカラだけで束感を出すことも可能です。
マスカラを使用した束感まつげのやり方も、とても簡単です。
~マスカラを使用して束感まつげを作りたい場合~
マスカラで束感とボリューム感をさらにアップ
1、まず通常通りビューラーをしたら、繊維入りのボリュームタイプのマスカラを自まつ毛の根元から毛先に向かってたっぷり塗ります。
2、次にマスカラブラシを縦にして、再度自まつ毛の根元から毛先にしっかり塗布します。
何度かブラシを縦に塗っていくと、まつげに束感が出てきます。
濃い目の束を作りたい場合は、ブラシを毛束に軽くポンポンと叩くように繊維を塗り込むのもオススメ。
その後、束感をチェックして、もう少し束感を出したいと思った場合は、マスカラが乾く前に竹串で束感を作りましょう。
~ポイント~
★マスカラを塗る際には、「ジグザグに動かさず、縦にまっすぐスーッと塗る」ことがポイント。
使用するマスカラは、セパレイトタイプではなくボリュームタイプがおすすめ!
基本アイテム4:部分まつ毛、セルフマツエクを使う
一番簡単にできるのが、束感タイプの部分まつげを使用することです。
元々束感のあるマツエクを使用するので、付け方にコツは少し必要ですが、慣れればまつげエクステサロン並みの仕上がりが可能です!
以下は、セルフで束感のあるまつげを作るための手順となります♪
~部分つけまつげ、セルフマツエクを使用して束感まつげを作るやり方~
2、接着剤はとても乾きやすいので、一度に多く出さず、少しずつ様子も見ながら足していきます。
3、部分つけまつげの根元の部分(約1~2ミリ程度)に少量の接着剤をつけます。
4、自まつげの根元から1~2ミリほど離れた位置に、束感まつげを装着します。
~ポイント~
★あえて間隔を開けて束感まつげを付けると、隙間ができて束感が強調されます。隙間には、シングルマツエクなどを入れましょう。
★部分的に束部分を重ね付けをして、濃淡を調節することもできます。
さて、ここまでピンセット、竹串、マスカラ、部分まつ毛といった道具を使うことで、手軽に束感のあるまつげが楽しめる方法をお伝えしましたが、いかがでしたか?
ここからは、束感まつ毛のメリットデメリットや、年代別やシーン別に似合う束感まつ毛の種類を説明します♪
まつげに束感を出すメリットデメリット
★まつげに束感を出すメリット
まつげに束感を出すことで得られる最大のメリットは、何と言っても目元に奥行きや幅が出るので、目周りに「立体感」や「存在感」が生まれることです。
まさにドーリーアイ、そのものなイメージです。
束感を出す部分によってもイメージが変えられます。
例えば、目尻に束感を出すと、グッと切れ長でセクシーな目元になります。
中央に束感を出すと、黒目に縦幅や横幅が出て、デカ目効果と小顔効果が生まれます。
まつげに束感を加えると、まつげが密集しているように見え、アイライナー効果がバッチリ出るってことだね。
★まつげに束感を出すデメリット
一方で、まつげに束感を出す際にはいくつかのデメリットもあります。
まず、強調しすぎる束感は、人工的で不自然な印象になる場合もあります。
特に、マスカラを重ねすぎるとダマができやすくなり、清潔感が失われる可能性があります。
また、まつげに厚みのある束感メイクは崩れるとパンダ目になりやすいため、頻繁にチェックが必要です。
さらに束感の間隔が均一でない場合、不自然になってしまうので、ある程度練習が必要です。
ただしこれらが問題点の場合は、「部分つけまつ毛」を使ってしまえば簡単に、同じ形状の束をつけられるので、すぐ解決するかと思います。
さて、まつ毛といえば いま流行りの「まつげパーマ」。
このまつ毛パーマに、束感つけまつ毛をつける相性はどのようなものでしょうか?
下記にまとめます。
まつげパーマをした後に束感を出すメリットデメリット
★まつげパーマ後に束感つけまつげをするメリット
まつげパーマをした後に束感まつげを作ると、前から見た時に束感が目立ち、より華やかになります。
またパーマがかかっている状態のまつ毛は、まつげが下がってこないので、束感をマスカラやピンセットで作る時もとても簡単に行えるのも利点です。
★まつげパーマ後に束感まつげをするデメリット
一方で、まつげパーマ後に束感まつげを作るデメリットもあります。
まつげパーマをした直後は、毛がやや硬くなっているため、まつげを束ねづらく、束感を作りにくい場合があるということどえす。
また、まつげがすでにカールしているため、毛先同士が重なってしまい、まつげが絡みやすくなり、ピンセットなどで扱いにくい点もデメリットです。
さらに、まつげパーマ後はまつげの状態が非常にデリケートになっているため、頻繁なピンセットや竹串の使用で自まつ毛に負担がかかりやすいデメリットも。
ただし、こちらの問題点も、部分まつ毛を使用すれば問題は解決されます。
下記は、束感まつげがオススメな人、オススメではない人、年代別の束感まつげデザインをまとめます!
束感まつ毛、おすすめしたい人&おすすめできない人
★束感のあるまつげをオススメしたい人
束感まつ毛は、目元をぱっちりさせたかったり、目鼻立ちをハッキリさせたい方におすすめ。
束と束が少し重なるイメージでつけましょう。
また韓国アイドル風メイクがお好きな方にも好まれます。
ガッツリ束感を出して濃いアイメイクをするのもあり、自然な束感を出して、それ以外はアイメイクをせずに、韓国アイドル風にするもよし!!
★束感のあるまつげがおすすめではない人
束感まつげをおすすめ出来ない方は、自然でナチュラルメイクにしたい方です。
もちろん、ナチュラルタイプの束感まつげもありますが、どうしても束感まつげは自然では出来ないので、「人工的」には見えます。
フサフサとした柔らかい印象の、扇形のまつげとは逆の雰囲気になります。
そのためメイクがナチュラルだったり、優しげなイメージがお好きな方は、束感が強いのはお好きでないかもしれません。
20~60代の年代別束感まつ毛のデザイン
★20代女性におすすめの束感まつげ
20代の女性には、少し遊び心のある束感まつげがおすすめです。
全体的に束を置くのではなく、中央や目尻に濃いめの束感を出したり、部分的に強調するのが良いと思います。
束の太さは、太めだったり細めだったり、ランダムにミックスすることも可能!
様々な束を混ぜ合わせることにより、立体感を存分に活かしたまつげを作っちゃいましょう!
束まつ毛をつけた後は、カラーマツエクをつけて見たり、いろいろ冒険してみて、楽しみながら束マツエクを付けてください♡
ブラウンで束感まつ毛をつけるのもかわいいですよ♪
★30〜40代女性におすすめの束感まつげ
30代の女性には、上品さをイメージした束感まつげがおすすめ。
全体的に太すぎない束を作って、あまり派手にせず落ち着いた束感をイメージすると良いでしょう。
束感と束感の間のまつげは、束ではなくシングルマツエク(1本タイプ)を入れると、より束が強調されて垢抜けます。
★50代以上の女性におすすめの束感まつげ
50代以上の女性には、極細タイプの束感を部分的に付けるのがおすすめ。
全体に束感を出すと、重みで目元が下がって見えやすいです。
まとめ
実はいろいろな種類や作り方がある束感まつげ。
こうやって記事を読んでみると、改めてさまざまなシーンに合わせたアレンジが可能だと言うことがわかりますね♪
ピンセットやコーティング剤、竹串、マスカラ、部分まつげ(セルフマツエク)などを使えば、お好きな束感やイメージがつくれます。
さらにまつげパーマと組み合わせれば、より強調された目元が目指せます。
ぜひ自分に合った束感まつ毛を見つけてくださいね♪